教育課程・内容
教育課程・内容

「誰一人取り残さない学校」と「個別最適化」は、誰もが楽しく勉強できる学校を作るために開星が大切にしてきていることです。
この2つのキーワードを実現するために、新しい学び方を考えた結果「授業選択制」という方法ができました。
この新しい学び方で、みんなが楽しく、自分の力を伸ばしていける学校を目指しています。
「授業」は何のために受けるのか。
生徒の皆さんが、3年間のうち最も多くの時間を過ごすのが「授業」です。開星では、この「授業」を、生徒の皆さんが自分自身の人間的成長を実感できる時間となるように、5つの指導方針を掲げています。
「なぜ?」「どうやって?」など、生徒自らが問いを立てて考える授業を行います。自分で立てた問いは、生徒自らが解決したいと思う問いです。
生徒の「なぜ?」という気持ちを引き出すための発問(生徒への問いかけ)を行います。新しい視点を獲得できた時、生徒の探究心は育ちます。
自ら立てた問いへの解決方法は、一つではないはず。多様性のある生徒が集う開星でなら、仲間との対話は新しい視点を獲得する最善の方法となります。
生徒一人ひとりのための指導を心がけています。苦手の克服とともに、個性を伸ばす指導を行います。
生徒の探究心を引き出すためには、教師自身の成長も必要です。生徒の立てた問いを、教師も共に成長しながら考えていきます。
改革1
前期後期の2学期制を導入することで、ゆとりのある時間割を実現することができます。

改革2
改革①により生まれた時間を、自分に合わせた時間に使えます。
例えば、資格取得の勉強、高校の授業への参加、個人研究の時間などを予定しています。
中学校は、開星高校への入学試験はありません。6カ年の一貫教育を実施しています。
改革1
高2から授業選択制を導入します。高2からの授業選択により授業数が変わります。


改革2
前期後期の2学期制を導入し、授業にゆとりを持たせることで自分と向き合える時間を確保します。

授業数が減るのですか?
中学
中学校段階では今までとほぼ同じ授業数です。ですが、高校の授業に参加できるなど、各自の実力に合わせた授業選択ができるようにしていきます。
高校
減ったのではなく『卒業に必要な授業数に厳選』しました。
なりたい自分になるための学習は『選択科目』として追加することができますから、どんな進路希望であっても大丈夫!
定期試験が減るのですか?
減ります。同時に単元テスト、グループワーク、レポートなど多様なアプローチで学習内容の定着をはかり成績評価をします。『自分にあった努力のやり方』が見つかります。
オンライン授業が増えるのですか?
荒天による登校が困難な際にも、日々の学びを止めずに進めることができます。月に一回程度、オンライン学習日を設定する計画を進めています。
誰一人取り残さないとはどういうことですか?
【開星は、個々の能力や背景にあった努力の仕方を支援します】ということです。すべてはみなさんが『なりたい自分になる』ために!
自立した学習者を育てるとはどういうことですか?
本校の「育てたい生徒像」の最上位だと考えています。生徒が自らの学習プロセスを主体的に管理し、情報を適切に収集・分析し、問題を解決する能力を持つことを指します。将来の自己成長や職業的な成功に向けて必要なスキルとマインドセットを身につけた個人と言えます。
部活動メインになるのですか?
ならないです。開星の教育目標の3本柱の一つは『文武合体』。部活動も勉強も頑張れる環境=開星の新教育課程 です!
本校は1977年にアメリカに留学生を派遣して以来、現在までに、46名の留学生を派遣しています。
派遣先の国は、アメリカ(19名)、イタリア(6名)、オーストラリア(2名)、タイ(2名)、イギリス(3名)、ベルギー(1名)、メキシコ(1名)、ドイツ(3名)、ニュージーランド(2名)、スイス(1名)、ブラジル(2名)、フィンランド(1名)、コスタリカ(1名)、アイスランド(1名)、カナダ(1名)、フィリピン(1名)です。
本校は1986年にオーストラリアからの留学生を受け入れて以来、世界28か国より合計77名の留学生を受け入れています。昨年度はフランス、タイ、アメリカからの留学生を受け入れました。
本校は留学期間も特別な形で出席・単位が認定されますので、1年間留学をしても3年で高校を卒業できます。
提携校の大阪・常翔学園の生徒と一緒に、2週間の海外語学研修プログラムが開催されます。人気リゾート地のフィリピン・セブ島にある学校で、楽しくしっかり英語を学べます。